今回もお忙しい中、大垣の小周天気功教室におこし頂きありがとうございました。
皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。
今回は前回に続き「小周天での「気」の循環方法の男女差」の後半の部分の内容を掲載させて頂きます。
これは、小周天法を誰にでも簡易に出来るようになるための方法論を矢山利彦氏が研究・開発されたものです。
それでは、後半の説明に入ります。
Oリングテストでは、体にとってプラスの刺激を加えると指の力が強くなり、マイナスの刺激では指の力が弱くなることが知られています。
そこで、矢山利彦氏は、小周天での気の流れの男女差を調べるために検証されました。
結果では、男では督脈を上行し任脈を下行する方向に、磁気及び超音波刺激を加えると、Oリングが強くなり、女では逆に任脈を上行し督脈を下行する方向に刺激を加えると、Oリングが強くなりました。
この事は北京の「世界気功学術会議」で発表され、又中国で発行されている「中華気功」という雑誌にも掲載されました。
小周天法での「気」の循環方向が男女では逆である事を本場中国でも認めつつあるようですと矢山利彦氏は言っています。
ともあれ、女性では小周天法を、任脈を上行し督脈を下行する方向に訓練したほうが良さそうです。
この小周天法の循環方向も、女性であっても男性方向、男性であっても女性方向の人が、ごく稀に存在することがあり、その理由は現在は不明ですが興味深い事実であるとの事です。
なお、この大垣の教室でも皆さんの気の流れをみさせて頂ています。
一般的には、矢山氏の指摘とおり男性は順方向(督脈→上行、任脈→下行)、女性(督脈→下行、任脈→上行)は逆方向の流れをしていますが、同じ人でも体調によって「気」の流れが逆転する場合があるように見受けられます。
又、体に歪みとかこわばりがある場合は、小周天がうまく回りません。
そのような場合は、小周天気功法の基本功をしっかし実践して歪みをとると小周天が回りやすくなります。
なお、気の流れは、順方向の流れは「活性化」であり、逆方向の流れは「浄化」のモードです。
以上で小周天での「気」の循環方向の男女差の解説は終わります。
次回は、「小周天法から大周天法へ」の説明をします。
今日もお忙しい中大垣の小周天気功教室にお越し頂きありがとうございました。