今回もお忙しい中、大垣の小周天気功教室におこし頂きありがとうございました。
皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。
今日は、大垣の教室でいつも実践している小周天気功法を紹介します。
小周天法は、矢山氏が作成された、小周天気功法 道歌により実践しています。
今日も、前回の続きの道歌及びその解説をしていきます。
(13)虎(鳥)の型背骨の波は手先まで 周天めぐり渦まきはじむ
以前は、鳥の動きでしたが、虎にしたほうがぴったりなので変えたとの事です。
背骨を前後に波打つような動きをするのは、トラ系の動きです。
まずは、顎とおしりに手を置いて下さい。
顎の動きが綺麗な楕円になるような動きをする事により、背骨が波打つようになってきます。
その楕円がだんだん膨らんでいくようなイメージで行って下さい。
慣れれば、手を顎とおしりから離して両手で大きな楕円をかくように前回りの動きをします。
この動きにより、男性周りの小周天の動きが加速されていきます。
この動きを止めた後に、自身の気の流れをみてみると男性周りの小周天が渦巻いています。
この動きは、小周天気功法の中核の動きですのでしっかり行って下さい。
足腰の弱い人は、決して無理な動きをしないようにして下さい。
(14)イルカ(亀)型背骨は強く柔らかく 天地の軸も太く立つなり
こちらも以前は亀でしたが、イルカのほうがピッタリという事で変わりました。
イルカが海の中から大きくジャンプするようなイメージで行います。
手を顎にあて背骨を丸めながら引いて下げていく、その後、背筋を伸ばして上がっていきます。
この動きにより、小周天の女性回りの動きが加速されていきます。
この動きを止めた後に、自身の気の流れをみてみると女性周りの小周天が渦巻いています。
この動きは、小周天気功法の中核の動きですのでしっかり行って下さい。
虎の型童と同様、足腰の弱い人は、決して無理な動きをしないようにして下さい。
(15)龍の型手の位置背骨を内視して 息はきゆるめ側軸鍛う
まずは、両脇腹をこすってください。
両手を合わせ左右に動かす事により、さすった両脇(背骨)の動きを感じて下さい。
これは、背骨を横に動かす能力を鍛えます。
最初は、両手を左右に動かしながら霊台の辺りの背骨の動きを見る。
次は、大椎、脳戸
そこから戻って、脳戸、大椎、霊台、脊柱、命門、仙骨
あたりの背骨の動きを見る。
両手もそれぞれの位置に動かす。
その後、最初の霊台の位置に戻り、両手を円をかくように左右に回す。
(16)片肺を最大広げ他をちぢむ 潜在機能動かす気功
まず、今の呼吸の状況を確認する。
両手を大きく上げて息がどの位吸えるか感じ取る。
最初は、片手は耳に、もう一方の手は腰に巻き付ける。
その後、息を吸いながら、耳に当てたほうの肘を思いっきり伸ばして、肺に一杯空気を入れる。
今度は、巻き付けたほうの肺を思いっきりすぼめて息を吐いていきます。
手を反対にして、同様の動きを行う。
最後は、効果の確認のため、両手を大きく上げて吸える息の量を確認すします。
最初より何割か多く息が吸えれば、その動作が効果があったという事です。
(17)熊の型 水汲み 綱引き 背泳ぎは 背骨練り練る無限の横8
水汲み バケツを持つイメージで引っ張り上げる。反対の手は大地を押さえます。
この動きは、経絡でいうと脾経(消化器系)を刺激します。
綱引き 遠くのものを取るようにして命門の所まで引っ張っていくイメージで行う。
背泳ぎ 肩が耳に付くような大きな動きで行う。
この3つの動きを合わせて背骨を練るように動かし、無限の横八を描くような動きを行う。
この時、仙骨から順に、命門、脊柱、霊台、大椎、脳戸の動きを意識しながら行う。
(18)熊の型 クロール 鉄砲 杭打ちは 背骨練り練る無限の横8
クロール 肩が耳につくような大きな動きで行う。
鉄砲 お相撲さんの突っ張りのような動きで行う。
杭打ち 手で杭を打ち込むように行う。
この3つの動きを合わせて背骨を練るように動かし、無限の横8を描くような動きを行う。
(19)気のボール強めて開く力の輪 つなげ巡らし渦まきはじむ
気のボールを作り男性周り、女性回りどちらか回りやすいほうを確認してその方向に回します。
そうすると、その小周天がしだいに渦まきはじめます。
(20)まく渦に宇宙の力流れ込み 蛹育ちていつかは蝶に
この渦に天地の気が流れ込み小周天が完成していきます。
3回のシリーズで解説させて頂きましたが、小周天気功法の道歌の説明はこれで終わります。
こんかな感じの小周天法を教室では、毎回行っています。
小周天が出来るようになってくると、
手から自由に気を出し入れする事も出来るようになっってきます。
興味のある方お越しください。
お待ちしております。
今日もお忙しい中大垣の小周天気功教室におこし頂きありがとうございました。