今回もお忙しい中、大垣の小周天気功教室におこし頂きありがとうございました。
皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。
今日は、大垣の教室でいつも実践している小周天気功法を紹介します。
小周天法は、矢山氏が作成された、小周天気功法 道歌により実践しています。
今日も、前回の続きの道歌及びその解説をしていきます。
(7)指からめ突き出し体ゆするとき 腕の経絡開いて通る
両手の指を絡めて突き出しながら小指から順番に親指まで刺激していく。
小指は心経と小腸経を刺激します。
薬指は三焦経と心包経を刺激します。
中指は心包経と三焦経を刺激します。
人差指は大腸経と肺経を刺激します。
親指は肺経と大腸経を刺激します。
この時、息をゆっくり吐きながら指をからめて突き出して行う。
又、逆の指も小指から親指まで指をからめて刺激する。
(8)腕ひねり指組み手首きめひねる 呼吸合わせば合気の極意
掌をひねり両手を合わせて腕をひねり上から下へときめひねる。
又下から上にも同じようにきめひねる。
これは、合気道の極意です。
この動作は、手首を柔軟かつ強靭にするための訓練です。
(9)腕内の筋常ちぢみ気もちぢむ 伸ばして通せ意力の道を
通常、腕の内側を伸ばす動きはしていないのでこの動きでしっかりと内側を伸ばす。
息を吐きながら指を持って腕の内側を伸ばしながら太ももに付ける。
更に、一旦息を吸って、息を吐きながら指先に体重をかけ腕の内側を伸ばす。
この動きにより、手から気が出やすくなってきます。
(10)体側の意力の道は眠りおる 前後に伸ばし側軸を知れ
人間の体は、前後には動かすが、左右に傾ける動きはあまりしない。
この動きは、人間の正中線上の両脇にあるサイドセンターを感じて目覚めさせる動きである。
まずは、右手を思い切ってあげてみてサイドセンターを感じる。
今度は、それを横に張り出す。
頭が傾いたほうの足を上げるのがポイントです。
反対側も同じように行う。
今度は、左右前かがみで行う。又、反対に左右そらしても行う。
最後は、自分が一番やりたい所を見つけて十分にほぐしてこわばりを取る。
(11)胸開き背中ひらいて気楽なる 物言わぬとき気詰まりくると
両手を開き胸を開いて両手の親指がくっつくように広げて最初は、右の親指を目で追っていく。
左手は中央に見えない柱があると思いそれ以上動かさない。
右手の親指を目で追うようにしてどんどん追っていくと胸が広がる。そこがポイントです。
遠くのものを取るようにして腕を伸ばし手の甲を合わせるように捻って息を吐きなから左右に動かす。
行くところまで行ったら又息を吐きながら緩める。
今度は、喉と胸を思いっきり広げて息を吐きながら左右に動かす。
(12)大の字で首肩腕をひねるなり こわばり溶けて気血はめぐる
皆さん首肩背中がこわばっているひとが多い。
大の字になり大きく息を吸って息を吐きながら前の手を大きく捻る。
反対側も同じように行う。
これは、全部で(20)までありますが、今回はこれで終わりにします。
次回も紹介していきますのでよろしくお願いします。
今日もお忙しい中、大垣の小周天気功教室におこし頂きありがとうございました。