今回もお忙しい中、大垣の小周天気功教室におこし頂きありがとうございました。
皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。

気の感覚をつかむには、まず「気のボール」を作ることが一番の早道です。
そのために、小周天基本法を実践して、体を柔軟にして、気の流れを良くしてから作ると、どなたでも容易に作ることが出来ます。
と言っても、個人差がありますので、短時間でできる方もみえますが、ある程度の期間を必要とする方もおみえになります。
しかし、諦めずに、基本功を実践すれば必ず認識できるようになります。

「気のボール」が出来れば、その次はそれを使って自分の気の流れを確認します。

調べる方法は、両手で「気のボール」を百会辺りにもっていき、作ったボールを前後に動かします。
「気のボール」が動きやすい方向が、現在の自分の気の流れになります。

百会→脳戸の方向が動きやすいのであれば、女性回りの気の流れです。(督脈を下降し任脈を上昇する。)
百会→印堂の場合は、男性回りという事になります。(任脈を下降し督脈を上昇する。)

この感覚をつかむのに苦労されている生徒さんがおみえになりますので、「手印」による気の流れの変化について実践して頂きました。

前回実践した「手印」を組めば(組み方により違う)、順方向(逆方向)の気の流れが活性化します。
そのため、「手印」を組んで垂直に回すと動きやすい方向と、動きにくい方向ができてきます。

これは、生徒さん全員が確認されましたね。
この感覚を、何回も何回も実践してみて下さい。

又、教室では、生徒さんが「手印」を作って垂直に回されているのを近くで見て、その生徒さんの気の流れを確認されましたね。
自分の気の流れを認識するのも重要ですが、人の気の流れを確認するのも大切です。
何回も、そういう訓練を実践すれば、おのずと気の流れの感覚が分かるようになってきます。

今回、新たな「手印」を公開しました。
これを使えば、男性周り、女性回り共に楽にできるようになりますね。
「手印」って凄いですね。

こういった練習を何回も重ねる事により、気の流れが徐々に分かるようになってきます。
そうしたら、先ほどの「気のボール」を両手で百会の所に持っていき、前後に動かせれば自分の気の流れがわかるようになってきます。
それがわかれば、まずは、順方向の小周天気功法の本功法を実践することになります。

今日は、「手印」を使った気の流れの変化について実践しました。

今日もお忙しい中、大垣の小周天気功教室におこし頂きありがとうございました。