今回もお忙しい中、大垣気功教室におこし頂きありがとうございました。
皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。

今日は、いつもの小周天の基本功法の時間をさいて、フォームローラーによる背骨のほぐしについて実践しました。
時間がある場合は、手足をほぐし、基本功法を実践して小周天気功法を実践すれば気の流れも良くなり凝り、歪みもとれますが、どうしても時間的余裕がない場合があります。
それでもとりあえず体の凝り、歪みを取りたい場合があります。

そのような時は、このフォームローラーが威力を発揮します。
最近はやりの筋膜をはがすのにも使われているようですが、それ以外にも背骨の凝り、歪みを取るのに非常に便利なツールです。
これは、ストレッチのように自分の体に負荷をかけ伸ばしたり曲げたりすることはしません。
あくまでも、自身の体(体重)をフォームローラーにのせて体を緩めますので余分な力は一切いりません。

使い方は凄くシンプルです。
ただ、フォームローラーの上に乗るだけでいいのです。
又、必要により体をゆすったり、手足を伸縮させるのも良いでしょう。

最もお勧めは、体に対してこのフォームロラーを直角に置き、肩甲骨のまわりに体が当たるようにすれば、自身の重みで背骨が緩んできます。
この時大切な事は、ゆっくりと丹田呼吸することです。
そうすれば、吐く息と共に、背骨が緩んできます。
一回当たり、丹田呼吸を数回すれば良いでしょう。(個人差はあります。)

又、肩甲骨の辺りから前後10CM位の間を位置を数か所ずらしながら自分の体重をかけ実践するとよいでしょう。
時間は全体で10分もあれば十分です。

問題はやりすぎない事です。
最初は、気持ちが良いのでついつい長い時間やってしまいます。
背骨は、督脈が通っていて重要なツボが目白押しです。
また、膀胱経も通っていますので、あまりゴリゴリするとかえって体がえらくなります。

最初は、物足りないくらいが良いでしょう。
出来れば、風呂上がりの体があったかい時に行うと効果がさらに増すでしょう。

今日もお忙しい中、大垣の小周天気功教室に来て頂きありがとうございました。