本日もお忙しいなか矢山式小周天気功教室におこし頂きありがとうございました。
今日も、皆さんと楽しく気功をする事が出来ました。
今日は基本功の中でも非常に重要な「虎(鳥)の型」について解説します。
歪みのない柔軟かつ強靭な背骨を作る事は、
小周天法を達成する必須条件であるばかりでなく、
脊髄から内臓諸器官に行く自律神経の異常を取るためにも非常に 大切です。
「虎(鳥)の型」というのは顎と仙骨に意識を向けることがポイントです。
最初は顎と仙骨に手を置いておきます。
人間の手は意識でコントロールしやすい ですから、
その感覚をまず覚えてからやるとうまくいきます。
顎を前方へ、(できるだけ遠くへ)
出しながら次に仙骨へ向かって下方に近づく様に動かし、大き く縦の円を描く様にします。
顎と仙骨が近づいたり離れたりしながら、
背骨が前後に波打つように動く感覚をつかんで下さい。
又前後に波打たせているのだという意識もしっかりと持って下さい。
体操のように屈伸するのではなく、
波打つように揺する動きが「気」の流れを活性化します。
この時、手はぶら下げておくだけ ですが、
手が肩から自然に動くようにします。
自分でかき回す様にしますが、自然と動くというのがポイントです。
矢山先生の作られた小周天気功法道歌では、
「虎(鳥)の型背骨の波は手先まで 周天めぐり渦まきはじむ」
となります。
そのあとイルカ(亀)の型になるのですが、
これらにつきましては、順次解説していきます。
今日は基本功終了後、新しく腕周天法について実践しました。
初めてなので、中々うまく出来ないかもしれませんが、
あきらめずに練習していきましょう。