今回もお忙しい中、大垣気功教室におこし頂きありがとうございました。
皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。
今日も、引き続き矢山利彦氏の「気の人間学」の中から皆様にお伝えしたい内容を紹介します。
六回目の今日は、
「患者さんを師とし、小周天バンドの発明によってできた小周天気功のシステム」について書かれた内容を私なりに要約して紹介します。
一言でいうと、西洋医学で学ばれ多くの患者を診られているうちに、検査を行っても異常が認められない不定愁訴をかかえた患者に対する医療に限界を感じて、東洋医学の道に入り、小周天気功システムを完成させたという事だと思います。
小周天気功を実践すれば諸病は癒え健康になっていくという事を楊自正師という気功師に教えられ気功法の研究を始められました。
気功法を勉強するとともに、患者さんと一緒になって訓練をされる中で、小周天を達成するための手法を研究されました。
その研究の成果の一つが小周天バンドです。
これは、棒磁石を一列に前頭部の印堂の部位から後頭部にかけて並べて、磁力線を男は(後→前)女は(前→後)に発生するような仕組みの装置です。
これを頭に被って練習をすると、小周天気功法が容易に達成できるようになってきます。
私自身も一時期この小周天バンドでかなり練習しました。
ただし、1994年ころの話なので今はこのバンドが販売されているかどうかわかりません。(多分もうないと思います)
このバンドを利用して矢山氏が気功法を指導した結果、以下の事がわかったとの事です。
- 磁力線の刺激によって気の流れを促進し得る。
- 小周天バンドとoリングテストによって気功法の訓練がうまくいっているかどうか知ることができる。
- 小周天バンドとoリングテストによって、自分の気功の進歩のステージを知ることができる。
- 人体は、外からの変化のない定常刺激には短時間で飽きてくる。
それと合わせて超音波を利用した「小周天マシーン」も開発されました。
小周天を達成するための、いろいろなツールを研究・開発されましたが、治療家の行う気功法としてはこれだけでは不十分だとの認識をもたれていました。
そのために、どうしても大周天へのプロセスが必要になってくるのです。
今日はこのへんで終わります。
今日も忙しい中大垣の気功教室におこし頂きありがとうございます。