今回もお忙しい中、大垣気功教室におこし頂きありがとうございました。
皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。
今日も、引き続き矢山利彦氏の「気の人間学」の中から皆様にお伝えしたい内容を紹介します。
三回目の今日は、
「小なる宇宙である自分を知り、そこに気を巡らす方法を小周天という」について書かれた内容を私なりに要約して紹介します。
気功を実践している人は、誰しもエネルギー体としての「生命場」を持っていると直感的に理解しています。
それは、そうした環境の場(例えば、大型テレビの前、変圧器の横)にいると生体に不快感を感じるからでしょう。
ではどうしてその事を認識できるのでしょう。
それはまず、生体の正中線に気を巡らせ、額の印堂というツボの部位を活性化させます。
この部位が気の刺激により活性化されると、脳の松果体に影響を与えるのではないかと考えられています。
そのため、松果体が電磁波を感じ、そのエネルギーを不快感として感じるのではないかと推定されます。
気功を実践していない人には納得して頂けないのですが、それを理解する方法としてOリングテストがあります。
これは、人体に与えられた物理的科学的刺激が、ここちよいものか悪いものかを指の力の強弱によって診断する方法です。
Oリングテストの具体的方法については、書籍を読んで頂ければわかると思いますのでここは省略させて頂きます。
そのテストを行った結果、自分の体に良いも指のは指の力が強くなり、反対に体に悪いものは指の力が弱くなります。
その事により、一般の人でも人体は物としてだけではなく何かある
(エネルギー体として存在している)のではないかと認識できるのではないでしょうか。
「小周天」という言葉には東洋思想の宇宙観・人間観がエッセンスとしてこめられています。
つまり人間は、それ自体が小宇宙(天)であり、
外なる宇宙が天(気)という自然のエネルギーによって運行されているように、
内なる宇宙である身体も気のエネルギーが循環することにより成り立っていると考えられるのです。この人体の気の循環のなかでも、人体の正中線を流れる気の循環経路は、特に重要な意味を持っているので、
「小周天」すなわち人間が小宇宙である事を自覚した時の、あるいはそうなるための気の循環という意味の名称がついています。
気の人間学より引用
今回は、ちょっと難しくなりましたが、
一言でいえば「小周天」とは人間の正中線上の任脈と督脈に気を巡らすことだということです。
今日はこの辺で終わりたいと思います。
今日も忙しい中大垣の気功教室にきて頂きありがとうございました。