今回もお忙しい中、大垣気功教室におこし頂きありがとうございました。
皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。

今日は、私が気功を勉強するきっかけになった、矢山利彦氏の「気の人間学」の中から特に皆様にお伝えしたい内容を抜粋してシリーズで紹介します。

まず最初に今日は、
「気功を料理のように学ぼう」から紹介します。

気功とはどんなものですか?
という質問を受けた時、私は気功法とは料理法のようなものですと答える事にしています。

材料を一定の手順に従って調理していくとさまざまな料理が出来上がってきます。
そして味は数字であらわしたり機械で測定したりできませんが、食べてみればその時のでき具合は判然として知ることができます。

気功法は自分の心身を材料にして、気感という具体的に感じることのできる感覚をたよりに、気の能力を発揮させていきます。
そして、皆がおいしいという料理はやはりおいしいように、気の能力が発達すると自分や相手の気の能力のステージを知ることができるようになってきます。

武道を長年訓練して来られた方なら、互いに向かいあってほんの少し手もてあわせすると相手の実力や調子はよくわかります。
このような能力は、動物が生存するために基本的にもっている能力ですが、現代人はあまり使っていません。

物事を知るためには、それを体験してみることが近道です。
気は自分で感じ、自分でだしてみるのが「気の世界」を最もよくしる方法です。

「気の人間学」より

ここに書いてあるように、とりあえず「気」を体感して頂くことが一番大切だと思います。
その第一ステップが「気のボール」を作る事です。
小周天気功法の道歌を歌いながら各経絡の気の流れを良くして、その後気のボールを作り、皆さん一緒に小周天気功法を実践していきましょう。

今日もお忙しい中、大垣の気功教室におこし頂きありがとうございました。