今回もお忙しい中、大垣気功教室におこし頂きありがとうございました。
皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。

今回も、「暮らしに生かす気功法」シリーズの続きを紹介します。
三回目は、

精神的緊張をとる顎(あご)ゆるめ

ストレス時代と言われる現代においては、ほとんどの人が精神的緊張を持っていますが、そのことに気がついていません。まず簡単なテストで自分の精神的緊張の程度を調べてみましょう。

  1. 両手指の先を、こめかみに充てて少し力を入れて押してみましょう。
    全く痛みがなければ、ストレスはたまってないと言っていいでしょう。
    その反対に痛みがある人は要注意です。
  2. 次に首の横を斜めに走る太い筋肉、胸鎖乳突筋を大きくつまんでみましょう。
    痛みを持つ人が多いものです。

比較のために、胸の筋肉をつまんでも、それ程痛くありません。首には知らず知らずのうちに緊張やこわばりがたまりやすいのです。これがさらに増悪すると頭痛、耳鳴り、めまい、動悸などの原因ななっていきます。それは頚部には、耳、目、心臓に行く自律神経の大きな中継ポイントがあるからです。こめかみや頚の筋肉をすぐにゆるめることはできませんが、顎は簡単にゆるめることが出来ます。そして、この顎のゆるめが出来ると、こめかみ、そして頚がゆるんできます。

口を開いてから顎の力をふっと抜きます。そして、顎をゆるめたまま口を軽く閉じます。
この状態で顎を左右、前後に動かしてみて下さい。

顎は、歯をかみしめた状態でするより、より大きく動かすことが出来ます。この運動を気が付いたときや入浴時に行いますと、顎のゆるんだ感じが段々とわかってきます。ストレスを感じた時に、ふっと顎をゆるめてみて下さい。「いやだな!」という感じが心の中から消えていきます。例えば、電話中にストレスを感じた時などは顎をゆるめても相手に見えないので最適です。
電話応対の事務が多い人には喜ばれます。

第三回目はこれで終わりです。
この運動で緊張が取れ少しでもリラックスできれば嬉しいですね。

今日も忙しい中、大垣気功教室におこし頂きありがとうございました。