本日はお忙しい中、大垣気功教室におこし頂きありがとうございました。
本日も皆様と、とっても楽しい一時を過ごす事ができました。

今日は、いま研究しているメトロノームを使った丹田呼吸法の紹介です。

気功とかヨーガとか太極拳などに興味を持っておられる方は一度や二度丹田呼吸法という言葉を聞かれた方は多いと思います。
また、人によってはそれを実践された方も何人かおみえになると思います。
簡単で誰もが何時でもできる呼吸法なのですが継続して実践している方は少ないように思います。
なぜならその呼吸法を正しく継続して実践できず効果が実感できないからだと考えられます。

丹田呼吸法自体はいたって簡単なのですが、呼気(息を吐く)、吸気(息を吸う)の時間を頭の中でカウントしながら実践していると面倒くさくなり止めてしまうのです。

そこで考えたのがメトロノームを使った丹田呼吸法です。

その具体的な方法を紹介します。
まず、メトロノーム丹田呼吸法を実践する前に自身で確認する項目があります。
この事前準備で呼吸の方法を確認した後、実践に移ります。
また、今回、紹介する方法は、就眠前に実践する方法なので横になって行います。

まず第一にメトロノームをONにします。(60秒が良いでしょう)
最初に丹田(お臍の下辺り)に意識を集中して息を吐きます。
この時に、二つの方法で実践します。(各々方法でのメトロノームをカウントして下さい)
一つ目は、息を鼻から吐きながら丹田に意識を集中しお腹を背骨に近づけるようにします。
二つ目は、息を口から吐きながら丹田に意識を集中しお腹を背骨に近づけるようにします。
(口から息を吐く時は、口をすぼめてやったほうが効果的です。)

とちらが気持ち良く長く息を吐けましたか?
貴方自身の体に聞いて下さい。
貴方が気持ちよく長く息を吐けた方法があなたにとって正しい方法だと思います。
また、この時(呼気)のメトロノームのカウント数を覚えておいて下さい。

次に今度は丹田に意識を集中して息を吸(吸気)います。
この時も呼気と同様に鼻からと口からの二つの方法で実践して下さい。
貴方が気持ちよく息が吸えた方法があなたにとって正しい方法だと思います。
二つとも同じくらいだと感じる方は、吸気の時は、鼻から息を吸って下さい。
また、この時(吸気)のメトロノームのカウント数を覚えておいて下さい。

いよいよ実践に移りますが、一つだけ注意があります。
呼気(吐く息)は、吸気(吸う息)より長くして下さい。
先ほどのカウントで、ほとんどの人は呼気のほうが長くなっていると思います。

これだけの前準備がすんでいれば、後は呼気、吸気を繰り返す動作を実践するたけけです。
呼吸法は、最初に呼気(息を吐く)をしてから吸気(息を吸う)に移ります。
この時になれないうちは、メトロノームのカウント数をチェックして呼気、吸気を一定のリズムで行います。

慣れてくれば、できるだけ呼気、吸気の比率を2:1に近づけるようにして下さい。
しかし、決して無理はせず、自分の体に聞いて下さい。
体かきつく感じるのは正しくありません。
正しい方法は、体が気持ちよく感じる方法です。
この丹田呼吸法も終わった後、体に違和感を感じるようであれはどこかに問題があります。
正しく出来ていれば体は気持ちよくなります。

私が今実感している効果は、体か軽くなります。
首、肩が軽くなります。
変な話ですが排泄物がバナナのようにツルーとでるようになります。(便秘解消)
お腹と手足があたたかくなってきます。(冷え性防止)
血圧が低下するような感じです。
免疫力が上がります。??

就眠前にとりあえず、5分でも10分でもいいですから実践して下さい。
できれば、20分から30分位できると効果が表れてくると思います。
大切な事は、毎日欠かさず実践することです。
これは本当に素晴らしい方法だと思います。皆さんぜひ実践してみてください。

メトロノームはアプリを利用するのも良いでしょう。

今後の大垣気功教室もこれは、最重点課題として継続実践していきたいと思っています。
今日も、お忙しい中、大垣気功教室におこし頂きありがとうございました。